2006年10月13日
6でもないことなのだけど
すっかり色付いた秋の風は薄手のシャツをすり抜けて
心にまで触れるから今日も一日気持ちがいいよ、チリンチリン♪
誰かさんの庭先で咲くキンモクセイの香りと日に日に薄くなる街の影が
儚い気分にさせてくれる。
極端な話だがこの先どれだけ日が照るかわかりゃしないので
ちょっと心もとない陽光を頼りに布団を干した。
つい10日ほど前に布団叩きで徹底的にホコリどもを追い出したはずなのに
もうこんなに飛び出してくる。鼻がむずがゆい。
独り暮らしを始めてもうすぐ10年、先日初めて布団叩きをいただいた、ご馳走様です。
太陽の匂いをいっぱい吸い込んだ布団にゴロリと寝転ぶと
それだけで温かい気持ちになれる。
イライラしてささくれだった自分を優しく包んで鎮めてくる気がするから布団を干すのは好きだ。
ただ布団叩きなんて買うまでもなかろう、手で叩けば充分だと思っていた。
ところが、である。
ホコリはバフバフと止め処なく飛び出すは、挙句の果てにフカフカになるは、いい事だらけ。
ホコリの粒が織成す光の帯に乗っかってサンマ雲を捕まえに行きたくなる、こりゃ楽しい。
さらに今夜疲れて帰ってくればお日様の匂いのする布団が「早くお休み」と出迎えてくれるのだ。
早く帰って寝転んで優しい夢にうなされたい。
そこんとこよろしく!
投稿者 2-peace : 15:15 | コメント (0) | トラックバック (0)
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