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ノラ犬と散歩|by リトルキヨシ

2015年03月13日

東日本大震災から4年の月日が経ちました。
震災の日のあの時間、
僕は白楽の六角橋商店街を
英会話のCDを聴きながら歩いていた。
その当時かなり真剣に海外放浪の旅に出ようと考えて
英語の勉強をし始めたばかりだった。
イヤフォンから流れる英語に耳を傾けながら
とろとろ歩いていると、道行く人が一斉に振り返った。
何?オレなんかやった?と思った次の瞬間、
地面が大きく揺れている事に気付いた。
立ってられないくらいの尋常じゃない揺れ。
僕の目の前には2階建てのパチンコ屋。目の前は大通り。
ガラスが割れて降ってくるかも!でも道路に飛び出すのはもっとヤバイ。
どうする?と思っているうちに揺れがおさまった。
これまで生きてきた中で一番大きな地震だった。
その時点ではあんなに大きな津波が東北を襲うなんて
微塵も想像もしてなくて、すげー!なんかのアトラクションみたい!
なんてテンションで興奮してた。
その頃からテレビがない生活をしていて、携帯もガラケーで何も分かってなかった。
だからやたらと街を走る消防団の巡回車も
大袈裟だな〜、でもご苦労様。くらいにしか思ってなかった。

夜になって当時行きつけだったアッパーヤードに飲みに行った。
地震凄かったね〜!なんてテンションで扉を開けると
店の中には2・3人、雰囲気がやけに重い。
そしてみんなが一点を見つめている。
どうしたの?何か壊れちゃった?と思いながら
みんなの視線を追った先にはテレビ。
映像を観ても最初は何がなんだか分からなかった。
説明されてようやく事の大きさ・深刻さを知った。

テレビでは静岡辺りまで大津波警報が出ていた。
店にいるみんなで空いたペットボトルに水を貯めたり防寒着を用意して、
いざとなったら何処其処に避難しよう。
と決めてひたすらテレビを観続けていた。
電車が止まっていた中、
都内から歩いて帰ってきた常連仲間達が
徐々にお店にやってきた。
みんな怖くてその日は1人になりたくなかったんだと思う。
僕もそうだった。
あの日を境に僕は、あなたは、この国は変わったんだと思う。
いや変わらなきゃおかしいでしょ、特に国は!

名古屋に向かう電車の中で書いてるブログ。
もうすぐ名古屋に着くので今日はここまで。

東日本大震災で亡くなられた皆さんのご冥福を、
被災地の復興と被災された方の心の安らぎを、
そして日本から原発が無くなることを心から願います。
そこんとこ!

投稿者 2-peace : 17:42 | コメント (0) | トラックバック (0)

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