2013年08月05日
春は土筆やふきのとうや蝶々
夏は流れる汗や蝉やヒグラシの声
秋は紅葉や赤トンボや夕暮れ
冬は雪やみぞれや冷たい風
日常の中にある些細な瞬間に
特別なお前の事を思い出す。
今日もバイト先に向かういつもの道すがら
気付いたらお前と歩いてた。
こっちの言う事なんて聞きもせずに自分勝手で
弱いのに向こう見ずにケンカ吹っかけて
そのくせかなりの寂しがり屋だったな。
同じ歩幅で歩いてたはずなのに
お前はあっと言う間に居なくなって
オレはいつしかおっさん、と呼ばれる年齢になった。
最期がどんなだったのか、分からないままなせいか
オレの中でお前はずっとあの日のままだ。
オレは今日も元気にやってるよ。
そっちの世界ってのがもしあって
こっちが覗けたりするなら
たまにはオレの事を見ててよね。
まめ太、オレの弟はお前だけ。
なかなか上手くはいかないけどさ、
いつかまたお前みたいな犬が飼える様に頑張ってんだ。
今日も暑い!
お前と過ごした時間があったから
オレは今年も夏を楽しめてるよ。
そこんとこ!
投稿者 2-peace : 20:00 | コメント (2) | トラックバック (0)
コメント
俺も偶にカッピーと歩いてんわ。オッサンにもなりきれてないガキみたいに。だいじだいじ。だいじなこと。
投稿者 Anonymous : 2013年08月05日 22:10
コメントありがとう!
心の中に生き続けるってこういう事やんな。
今日も思い出を大切にしながら今を生きようぜ!
ミーズノ君!
投稿者 キヨシ : 2013年08月11日 13:53
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