2010年01月17日
今日は
今日は「阪神・淡路大震災」があった日です。
15年前僕は高校生でした。
いつも通りの朝。
その日金沢は雪が降っていた。
起きて最初に思ったのはきっと
「雪降ってるよ、学校に行くのめんどうだな~。」
といったものだったろう。
雪の降るバス停で傘差して
待ってる間友達と「そう言えば西の方ででっかい地震があったみたいだね。」
なんて話をしながら、気持ちはそれよりも今日の雪
同じ日本で起こったことなのにまるで他人事だった。
その後爆発的に増加していく死者数と映し出される映像に
ようやく事の重大さが飲み込めた。
小学生の時に祖父母のお葬式は体験したことがあったけど
一緒に住んでいたわけではないし
幸運なことにその後身近な人の死を体験せずにすんでいた当時の僕は
死というものを今よりずっと
どこか遠いところに置いていたんだと思う。
だから犠牲者の圧倒的な数に驚き震えはしたけれど
ひとりひとりの死それぞれに沢山の人の悲しみがある、
ということをリアルに想像できなくて
あくまでも数的にしか捕らえられなかった。
もし自分の大切な人が理由はどうあれ
ある日突然死んでしまったら・・・想像だけで胸が苦しくなる。
先日もハイチで大地震があったばかり。
今の僕に出来ることはせいぜい募金することくらい。
今さらながら死んでしまった人達の無念
残された人達の悲しみや苦しみ
そしてこれまでの15年を僕なりに想い
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
合掌。
投稿者 2-peace : 19:46 | コメント (0) | トラックバック (0)
コメント
コメントを送ってください