2006年10月24日
ある一日
事故はいつも突発的に起こるもの。
それを止める術は誰の手の内にもないのかもしれない。
昼過ぎに目が覚めたらまずは歯磨きしながらシャワー。
寝坊でもしない限り、これ毎日繰り返し。
今日も当たり前に練り歯磨きのチューブを絞り
歯ブラシくわえて蛇口を捻る。
バスタブから立ち上る湯気はモクモク。
歯磨き→シャンプー→ボディーソープ
というのがいつものパターンで
今日も疑いの余地無くいつも通り。
身体を擦り終えたしさて流そうか、
と再び蛇口を捻るもなんか変。
水圧弱いな~と思う間に、みるみる細くなってく水柱。
そして何も出なくなった・・・。
なんてことだ!身体は依然石鹸まみれ。
だが水はこれっぽっちも出ない。
前にもあったのだが
屋上の貯水タンクの清掃・点検の日らしい。
なんてタイミングの悪さ。
こうしてる間にも時計の針は時間を刻む。
出勤時間が迫りくる。
まずい、本格的にどうしようもないじゃないか!
素っ裸で困り果てたその刹那
まだ寝起きで3割方しか機能してないにも関わらず
オレの脳ミソは奇跡的に閃いてしまったのだ。
冷蔵庫の中に未開封のミネラルウォーターがあることを!
足をタオルで拭うこともせず冷蔵庫まで走れジョリー。
あった、六甲のおいしい水、これこれ。
しかもキンキンに冷えてるじゃないか、うん美味そうだ。
風呂にとって返しペットボトルの封を切る。
これこれ、これをこうして身体にかけて・・・
心臓が止まってしまうのではないかと思うくらいに冷たい。
でも依然身体はヌルヌルで
Jrなんて最初の一撃で縮み上がって震えている。
進退窮まるとはこのことか・・・。
だがしかしこう見えても元鳴和中学の柔道部員。
こうなったら気合いだ!気合いで活路を切り開くのだ。
あの頃を思い出せ、うりゃー!
ダメだ、冷たい。
考えてみたらオレ練習が辛くてサボってばかりの軟弱者だった。
だけどもう行かなくちゃ。
そうだ、こういう時は歌だ。
イマジネーションと歌を駆使して乗り切るんだ。
ここは南国~ワイキキアロハ~♪ バシャ
太陽燦々~水風呂気持ちい~♪バシャバシャ
汗ばむ肌も~スッキリ爽やか~♪ バシャバシャバシャ
オレもう仕事に~行かなくちゃ~♪バシャバシャバシャバシャ
こうして今日が始まって、今12階で働いている。
ココまで長々と読んでくれた素敵なアナタへ
明日は青山の「月見ル君想フ」でライブですの。
出番は最後、9時~の予定でございます。
お暇な方は是非是非遊びにいらしてね。
そこんとこよろしく!
投稿者 2-peace : 20:42 | コメント (0) | トラックバック (0)
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